2.関連予言

     
☆1     彼らは来てシオンの山で声高く歌い、
     主から賜った良い物のために、
     穀物と酒と油および若き羊と牛のために、
     喜びに輝く。
     その魂は潤う園のようになり、
     彼らは重ねて憂えることがない。
     その時おとめたちは舞って楽しみ、
     若い者も老いた者も共に楽しむ。
     わたしは彼らの悲しみを喜びにかえ、
     彼らを慰め、憂いの代わりに喜びを与える。
     わたしは多くのささげ物で、祭司の心を飽かせ、
     わたしの良き物で、わたしの民を満ちたらせると
     主は言われる」。              (エレミヤ 31−12)

     起きよ、光を放て。
     あなたの光が臨み、
     主の栄光があなたの上にのぼったから。
     見よ、暗きは地をおおい、
     やみはもろもろの民をおおう。
     しかし、あなたの上には主が朝日のごとくのぼられ、
     主の栄光があなたの上にあらわれる。
     もろもろの国は、あなたの光に来、
     もろもろの王は、のぼるあなたの輝きに来る。 (イザヤ 60−1)

     耳を傾け、わたしにきて聞け。
     そうすれば、あなたがたは生きることができる。
     わたしは、あなたがたと、とこしえの契約を立てて、
     ダビデに約束した変わらない確かな恵みを与える。
     見よ、わたしは彼を立てて、
     もろもろの民への証人とし、
     また、もろもろの民への君とし、命令する者とした。
     見よ、あなたは知らない国民を招く、
     あなたを知らない国民は
     あなたのもとに走ってくる。
     これはあなたの神、主、
     イスラエルの聖者のゆえであり、
     主があなたに光栄を与えられたからである。  (イザヤ 55−3)

     異邦人はあなたの城壁を築き、
     彼らの王たちはあなたに仕える。
     わたしは怒りをもってあなたを打ったけれども、
     また恵みをもってあなたをあわれんだからである。
     あなたの門は常に開いて、
     昼も夜も閉ざすことはない。
     これは人々が国々の宝をあなたに携えて来、
     その王たちを率いて来るためである。
     あなたに仕えない国と民とは滅び、
     その国々は全く荒れすたれる。         (60−10)

     主は言われる、見よ、わたしがイスラエルの家とユダの家とに
           新しい契約を立てる日が来る。この契約はわたしが彼らの先      
           祖をその手をとってエジプトの地から導き出した日に立てたよ
      うなものではない。わたしは彼らの夫であったのだが、彼らは
           そのわたしの契約を破ったと主は言われる。しかし、それらの
     日の後にわたしがイスラエルの家に立てる契約はこれである。
     すなわちわたしは、わたしの律法を彼らのうちに置き、その心
     にしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる
     と主は言われる。人はもはや、おのおのその隣とその兄弟に
     教えて、『あなたは主を知りなさい』とは言わない。それは、彼ら
     が小より大に至るまで皆、わたしを知るようになるからである
     と主は言われる。わたしは彼らの不義をゆるし、もはやその罪
     を思わない。                                     (エレミヤ 31-31)

     見よ、わたしは、わたしの怒りと憤りと大いなる怒りをもって、
     彼らを追いやったもろもろの国から彼らを集め、この所へ導き
     かえって、安らかに住まわせる。そして彼らはわたしの民となり、
     わたしは彼らの神となる。わたしは彼らに一つの心と一つの道
     を与えて常にわたしを恐れさせる。それは彼らが彼ら自身とそ
     の後の子孫の幸いを得るためである。わたしは彼らと永遠の契約
     を立てて、彼らを見捨てずに恵みを施すことを誓い、またわた
     しを恐れる恐れを彼らの心に置いて、わたしを離れることのな
     いようにしよう。わたしは彼らに恵みを施すことを喜びとし、心
     をつくし、精神をつくし、真実をもって彼らをこの地に植える。
                            (エレミヤ 32−37)

     主は言われる、「わたしが彼らと立てる契約はこれである。あなたの上に
     あるわが霊、あなたの口においたわが言葉は、今から後とこしえに、あな
     たの口から、あなたの子らの口から、あなたの子らの子の口からはなれる
     ことはない」と。              (イザヤ 59−21)

     わたしはわらべを立てて彼らの君とし、
     みどりごに彼らを治めさせる。      (イザヤ 3−4)
     

☆2   二十年もの月の統治が過ぎて           (1.48)
     他のものが七〇〇〇年に王国をきずくだろう
     太陽が記された日々をつかんだとき
     すべては満たされ私の予言も終わるのだ


〔注    聖書預言とノストラダムス予言のストーリーはまったく同じものと考え
     られす。つまりノストラダムスはヤハウェの最後の預言者であり、ノス
          トラダムス予言はほぼ神の国の到来とメシアの出現を精細に預言した
         ものです。したがってノストラダムス予言は旧約のマラキ書の後に置か
         れるべきものと言ってもいいかもしれません。「太陽」は日本。〕

☆3  「大いなる罰が全ての人類に下ることでしょう。それはまだ今日、明日の
    ことではなく、20世紀の後半に起こるのです。私はこのことをすでにラ・
    サレットで2人の子供、メラニーとマクシマンを通じ啓示いたしましたが、
    今日あなたの前で繰り返します。
     人類はかって罪を犯し、今もなお自らに与えられた天からの恵みをない
    がしろにしています。 秩序が支配している場所はどこにも見当たりません。
    サタン(悪魔)は国家の最高部さえ支配し、物事の成り行きを決定している
    のです。サタンは実際に教会の最高位にまで、首尾よく迎えられることで
    しょう。サタンは偉大な科学者たちの心を唆(そそのか)し、彼らは人類の
    大半を数分で滅ぼす兵器を発明するでしょう。
     もし世界と教会の指導者たちがこれを阻止しなければ、あとはこの私が
    引き受けます。そして私は父なる神にお願いし、大いなる罰が人類に下る
    ままにするでしょう。
     そしてその時は、神はノアの大洪水より厳しく人類を罰し給うのです。
    そのために偉大な者も力ある者も、取るに足らぬ者や弱い者と全く同様に
    非業の死を遂げるでしょう。
     しかしながら教会にとっても、更に深刻な試練の時がやってくるのです。
    枢機卿は枢機卿に、司教は司教に敵対するでしょう。彼らの間をサタンが
    かっ歩することでしょう。ローマで大きな変化が次々に起こります。腐っ
    た者は倒れ、倒れた者は2度と起き上がれません。教会は暗黒に包まれ、
    世界中が突然激しい恐怖に陥ります。
     それはそれは大規模な戦争が、20世紀後半に起こるでしょう。その時は
    火と煙が天から降り注ぎ、海という海の水は蒸発し、水蒸気の泡が空中に
    激しく吹き出し、立っているものは全て崩れ落ちるのです。次から次と数え
      きれない人々が何百万、何千万と非業の死を遂げ、その時になおも生き
    残った者は、死んだ者をうらやむことでしょう。どこを眺めても地上は全
    て苦悶と悲惨さばかり、国という国は廃拠ばかりです。
     さあご覧なさい、その時はいよいよ迫り、地獄の淵は広がるばかり、そ
    こに入ったが最後、2度と救われることはありません。善人は悪人ととも
    に、大きい者は小さい者とともに、教会のプリンス(枢機卿、大司教、司
    教)はその信徒とともに、この世の支配者はその民とともに非業の死を遂
    げるのです。いたる所で思慮なき者やサタンの取り巻きのために大量死が
    起こりますが、その時はサタンだけがこの世を支配しているのです。
    それは、いかなる国王も皇帝も、枢機卿も司教も決して待ち望まない時
    となるでしょう。にもかかわらずその時は、私のおん父の計画どおり罰と
    復讐を加えるためにやって来るのです。
     しかしながら、その後、すべてに耐えて生き残った人々がまだ生きてい
    るならば、彼らは新しい神とその栄光を声高くはめたたえ、この新しい神
    に仕えることでしょう。     (ノイエス・オイローパ 『大予言の真実』
                              〔白山大地著 扶桑社〕)

☆4  わたしはその悪とその罪の報いを二倍にする。彼らがその忌むべき
     偶像の死体をもって、わたしの地を汚し、その憎むべきものをもって、
     わたしの嗣業を満たしたからである。    (エレミヤ 16−18)


☆5  この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによっ
    て、人間の三分の一は殺されてしまった。     (黙 9−18)

☆6  逃げよ逃げよ、すべてのジュネーブから逃げ出せ     (9.44)
    黄金のサチュルヌは鉄に変わるだろう
    巨大な光の反対のものがすべてを絶滅する
    その前に大いなる空は前兆を示すだろうが

 〔注 五島勉氏訳。「サチュルヌ」は土星でロシア。光の反対のもの→闇、すなわち核の冬。
    日本にとって幸運と思われる2つの状況 @ある試算によると、核の冬がもたらす気温
    降下は大陸の内陸部でマイナス40℃〜50℃。日本は海洋国なのでマイナス5℃前後か。
    Aロシア太平洋艦隊の原潜は、戦備核を搭載していない模様。〕

☆7  見よ、主の日が来る。
         ‥‥
    見よ、わたしは、しろがねをも顧みず、
    こがねをもよろこぼないメデアびとを起して、彼らにむかわせる。
    彼らの弓は若い者を射殺し、
    腹の実をあわれむことなく、
    幼な子を見て、惜しむことがない。
    国々の昔であり、
    カルデヤびとの誇である麗しいバビロンは、
    神に滅ぼされたソドム、ゴモラのようになる。        (イザヤ13−17)

 〔注  メデアびとはイラン。〕

      火と剣で黒海に近いところで                             (5.27)
      かれらはペルシアからトレビゾンドを襲いにやってきて
      フェアロスとメテリンはふるえ 太陽はゆかいに
      アドリア海は東洋の血でおおわれるだろう

〔注  トレビゾンドはトルコか、フェアロスはエジプト。「太陽はゆか
    いに」は、「終わりの日」がきたと日本中が興奮状態になること。〕

   強烈な火が夜中に天に見え           (2.96)
   ローヌのおわりとはじめ近くに
   飢きんと剣に あまりにもおそい助けがあり
   ペルシャはマケドニアに対抗してやってくるだろう

   フランスの不和と怠慢によって             (1.18〉
   小道がマホメットに開かれ
   イタリアの国土も海も 血に染まり
   マルセイユの港は 舟でいっぱいになるだろう

〔注 イラン軍はイラクに侵攻したあとトルコ方面にも展開し、アフリカ
   軍は地中海からヨーロッパに侵攻か?〕

  主は言われる、
  それゆえ見よ、わたしがその偶像を罰する日がくる、
  傷つけられた者が、その全国にうめくようになる。
  たといバビロンが天に上っても、
  その城を高くして固めても、
  滅ぼす者はわたしから出て、
  これに臨むと主は言われる。         (エレミヤ 51−52)

  主は言われる、
  カルデヤびとの上とバビロンに住む者の上、
  そのつかさたち、その知者たちの上につるぎが臨む。
  ‥‥
  それは、この地が偶像の地であって、
  人々が偶像に心が狂っているからだ。   (エレミヤ 50−35)

〔注 イスラム教は正体不明の神霊がもたらしたコーランを信仰する偶像崇拝の
   宗教。神と信仰の認識が違ったものになってしまっている。〕


☆8   「いずれ来るカリユガの時代、悪は世界を四分の三まで支配
     する。さらに四分の一の不正がはびこり、世界を覆いつくそうとするとき、
     神は地上に化身する。
      アクシャヤの年、カールッテイカの月、クリシュナ・チャトゥルダシ
     ーの火曜日、アールドラーの星のもと、無限のシッディを持つこの人は
     生まれる。
      彼はその前にシルディに化身する。そのとき、地上の人びとを苦しみ
     から救うため、人びとの祈りに応えてもう一度転生することを欲する。
     彼はリンガ信仰の地、ウラバァコングで学校に通う。寛大で、同情心
     に富み、過ちに対しても怒りをあらわにしない。
      聖賢たちは、この人が、イッチャー・マラナプラーティ(思いの時に
     死ぬ能力)を持ち、こルヴッカルパ・サマーディ(究極の法税)の状態
     にあり、ただダルマ(正義)を守るために生きていると宣言する。
      彼はさまざまな姿で現れ、ダルシャン(拝謁)を与える。困難と危険、
     そして重荷を取り去る。自らの遍在を信者に示し、信者は、彼に帰依す
     ることで罪を清め、平安を得ることができる。
      この世への執着を一切持たず、ものごと全て、意のままに行なう。そ
     の使命はプラジョーパカーラ(人々の救済)であり、そのために、彼は
     適切なときに、適切な方法で、必要なものの全てを与える。
      真理と正義、そして愛の化身。彼はサティア(真理の)・サイパパと
     呼ばれるだろう。
      彼の恩寵で、人びとは困難を克服し、重荷を退け、成長する。短期間
     にその偉大さは知られ、世界がサティア・サイパパを崇めるだろう。彼
     は一カ所にいても、同時に多くの場所に現れ、神聖な行為とその成就が
     見られる。
      尊神サイパパは、マハーヴィシュヌ・スワルーパ(至高神ヴィシュヌ)
     彼は、自然法則を越えた癒しの力を持つ。サイパパはその力を、この世
     界の人びとのためだけではなく、より高い世界の生命体(天使や妖精な
     ど)のために用いる。病気や苦しみを、自ら引き受けることもある。彼
     はさまざまの姿で現れ、人びとに祝福を与える。
      彼が、アシュラムをつくり、霊性を教える教育機関を設立するや、そ
     こにはおびただしい数の信者が集まるだろう。彼にできないことはない。
     彼が知らないこともない。それは神に備わる力であり、訓練の結果では
     ない。
      この化身は、頭で理解することはできない。経験することができるだ
     けだ。研究することもできない。味わうことができるだけだ。
      このような人格に接し、その影響を受けることで、人の罪は自動的に
     消え去る。単なる視線、交わされたたった一言の会話が、人を清める。
     それは、ヴィシュヌ神に会うことに等しい。
     尊神サティア・サイパパの真実に気づいたとき、その人の解脱は近い」
                                       『真実のサイパパ』[青山圭秀著 三五館]

〔注 現在インドにいるサイパパの信者は世界中にいますが、彼の影響力
    は世界規模ではありません。また、彼の思想の核心は伝統的なヒン
    ドゥー教の「神との合一」思想で、神秘主義です。〕

☆9    なお、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っていた。
    また、十四万四千の人人が小羊と共におり、その額に小羊の名とその
    父の名とが書かれていた。                      (黙14−1〉

 〔注 シオンの山の大きさ、広さから考えて受当な人数と思われます。〕



                                      


©kaminokuni